スマホの機種変更をした場合、今まで撮った写真を新しいスマホに持って行きたいですよね。

その場合”今まで使っていたSDカードを新しいスマホに挿入すれば簡単!”と思いがちですが実は違います。

多くのアプリのデータはSDカードに保存されていません。

試しにSDカードを抜いた(抜く時はスマホの電源を切って下さい)状態でギャラリーを見ると、撮った写真が見れると思います。

では、どこに保存されているかというと”sdcard”(機種によっては”sdcard0”)という場所です。

”sdcardって事はSDカードの事でしょ?”と思われがちですが、この領域は”内部ストレージ”と呼ばれるパソコンで言えばハードディスクみたいな場所なんです。

この表記がそもそも混乱の要因なんですけどね。

では、抜き差し出来るmicroSDカードは何かと言うと”external_sd”(機種によっては”extSdCard”や”sdcard1″等)という場所です。

ではmicroSDカードは何のために必要かと言う事になります。

Android 2.xの頃のスマートフォンは本体の容量が大変少なかったのです。
そこで容量アップの為にSDカードを使い、そこにアプリを移動させるという使われ方をしていました。

ところがAndroid 4.xになると本体の容量が一気にアップ。
この為、SDカードにアプリを移動させる機能自体が無くなってしまいました。

容量も少々の事では一杯にならないので”データはmicroSDカード保存されているハズ”と思っている方も多いかと思います。

昔のスマホで撮った写真を新しいスマホでも利用するには先程書いたデータの受け渡しをする必要があります。

先程の記事に紹介したESファイルエクスプローラーは、オンライン・ストレージの他にもWi-Fiを利用してPCとのデータも簡単に出来る最高の1本と言えるファイルマネージャーなので利用してみてください。