blogではAndroidやWindowsの事を中心に書いてますが、Macも持ってますしiOSのiPodも利用してます。
MacはSE/30を当時70万出して買い、今はiBookを利用してます。
AndroidとiOSの両方利用してるので、両OSの利用者と技術者としての立場から少し書いておきたいと思います。
先日出ていたニュース「スマートフォンのメーカー別シェア1位はApple、2位はHTC――Nielsenの米市場調査 – ITmedia ニュース」に記載された米シェア状況は・・・
【OS別】
1.Android (39%)
2.iOS (28%)
3.BlackBerry (20%)
4.Windows Phone (9%)
【メーカー別】
1.Apple (28%)
2.RIM / HT (20%)
3.Motorola (11%)
4.Samsung (8%)
といった感じ。
OSはAndroidとWindows Phoneが伸び、BlackBerryは下がると予想しています。
シェアは近いうちにSamsungがGalaxy IIを投入するので、今後はSamsungのシェアが伸びてくると思われます。
「スマートフォンの「若き日々」は終わりを告げた―当分は2大OS陣営の競争が続く」には”Windows携帯が意外に健闘している”と書いてあるが、Windows PhoneのOSとしてのパワーは十分で過小評価されてると思います。
ただ、この3つのOSを比べる場合、問題になるのが”取り巻く環境”です。
iOSのAppleはMac同様、ハードもOSも自社ブランドで身を包んでいます。
これは全てをコントロール出来る環境にある為、完成した商品のクオリティが安定しています。
アプリに関してもStoreで販売するには審査が必要なので安心感があります。
そういう意味においてもiOSは完成されたパッケージングでの勝負が出来ます。
Windows Phoneは長年PCで培ってきたOSの技術力があります。
ソフトによってはWindowsのアプリがそのままPhone上で動作するという事で、スタート時点から資産が豊富な状況で展開出来る環境を持っています。
現在は対応しているスマホが少ないのが弱点ですが、今後の参入メーカー次第ではシェアを獲得していくのではないでしょうか。
AndroidはOSメーカーしても若いですが、逆に過去の資産のしがらみがない自由な環境があります。
何より開発者にとってはWindwosまたはMacを持っていれば、ほぼ0円で開発環境を構築出来るという強みが魅力的です。
またMarketもiOSに比べて規制が緩い分、自由な発想で作られたアプリが数多く存在します。
Marketに掲載しなくてもリリースが可能なのも魅力です。
但し、この”自由さ”がアプリの品質に影響が出ているのもあります。
この3つのOSのイメージはゲーム機に似ている気がします。
iOS=任天堂 (ブランド・コントロールが完成されている)
Windows=Xbox360 (ブランドと技術的にはパワーがあるものの認知度はイマイチ)
Android=PS (自由な発想と商品のラインナップの多さ)
既に”電話機”とい枠から抜け出しているスマートフォンは、近いうちに”あのアプリがしたいから、このメーカー”という状況になると思います。
今後、3社のOSは比率こそ変わるでしょうが生き残るでしょうし、特にAndoridはOSの性質上スマホやタブレット以外での利用も進んでいる様です。
この波に呑まれない様、今後も状況をしっかりみながら勉強していこうと思います。