AndroidのVersion2.2からアプリをSDカードにインストール出来る様になりました。
アプリ本体またはデータが大きくなるアプリを作成する場合、SDカードにインストール出来る様にしておきたい所ですが、Ver2.1のユーザー様もいらっしゃるのでアプリを2.2以上にするのは得策ではありません。
上記のジレンマを解決するには2.1に対応したまま2.2のインストール機能だけを追加する方法になります。
AndroidManifest.xmlの先頭は
manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" package="com.exp.appname" android:versionCode="6" android:versionName="1.03"
通常↑の様な感じで記載します。
インストール先をSDカードでも可能にするには
android:installLocation=”auto”
が必要です。
そこでBuild targetを8(Version 2.2)に上げます。
そしてAndroidManifest.xmlを
manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" package="com.exp.appname" android:installLocation="auto" android:versionCode="6" android:versionName="1.03"
に変更します。
2.2特有のSDKの記述をしない限り、これで問題なく動作します。
上記の様にSDKVersionを7にしておけば明示的に2.1以上に制限出来ます。
Attribute minSdkVersion (7) is lower than the project target API level (8)
という警告メッセージが1行目に表示されますが、これは無視して問題ありません。