先程、顧客管理システムで”スマホが破損した場合”の事で問い合わせがありましたので、今後の事もありますのでblogに書いておきます。

データの書き出しと読み込みは、顧客管理システム以外にも”くまモン”のメモ帳と備忘録でも同じプログラムを使用しているので、そちらをご利用の方の参考になるかと思います。

【アプリの保存先について】

スマホが破損した場合、アプリを本体とSDカードのどちらに保存していたかで状況が変わります。

●本体の場合

通常、何も意識せずにインストールした場合は本体に保存されます。

この場合、データも本体に保存されているのでバックアップをしていなければ、本体が修理不能になったらデータも見れなくなってしまいます。

●SDカードの場合

インストール後、設定等でアプリをSDカードに保存した場合、データもSDカードに保存されます。

この場合ですと、スマホを買い替えてもデータがアプリとデータがSDカードに保存されているのでSDカードを新しいスマホに差し込み、アプリを再度インストールすればデータも残ったままになります。

【書き出しについて】

アプリにあるデータの書き出し(バックアップ)ですが、これはデータをSDカードにコピーする作業の事を言います。

これをやっていれば、アプリのインストール先に関係なく本体が破損してもSDカードさえバックアップしていれば元に復元する事が可能です。

書き出しの際は、SDカードにデータがあると上書きするので”上書きしてもよろしいですか?”という確認画面が表示されます。

”はい”を選べば上書き、”いいえ”を選べば書き出さずに終了してしまいます。

【データ書き出しとCSV書き出しの違い】

CSVというのはパソコン等のソフトのEXCEL等でデータを見る事が出来る形式です。

但し、書き出し対象は住所録だけなので、顧客管理全データを保管するには”データ書き出し”を利用して下さい。

【読み込みについて】
読み込みは、書き出しの逆の行為で、スマホを買い替えたりした場合、住所録を書き出した時点の状態に戻す行為です。

CSVの読み込みは住所録(備忘録の場合は各IDパスワードの内容)だけなので、グループはインストール時点の状態になってしまいます。

【送信について】
書き出し先は、SDカードに行います。
もしSDカードが破損してしまうと折角のデータも壊れてしまいます。
そこでデータをSDカード以外の場所に保管する際に利用します。

利用する為にはDropboxやEvernote等のソフトが必要です。
こういうソフトを利用する事で、もしSDカードが破損しても、ソフトを利用してる保存先にデータを保管しておくことができます。

パソコンをお持ちであれば、送信を使わなくてもパソコンとスマホをケーブルやWi-Fiで接続してコピーして置く事もできます。
この方法については利用しているパソコン、スマホのメーカーやバージョンによって違いますので一概にはお答えできません。

【最後に】
入力するのも結構時間がかかりますので、新しい住所録(メモ帳ならメモ、備忘録なら新しいID)を登録した後はバックアップをする事をお勧めします。