デフォルトのAndroidブラウザに脆弱性が見つかったと独立系セキュリティ専門家のRafay Baloch氏が明らかにしたそうです。
デフォルトのブラウザを利用すると、閲覧中に入力したデータを盗みだせるようです。
脆弱性に影響があるのは、デフォルトのAndroidブラウザ以外にも「Google Play」からダウンロードできる100のブラウザアプリの内、42ものブラウザアプリに同様の脆弱性が見られたとのことです。
GoogleはAndroid4.4以降においてはこの脆弱性を修正しているそうです。
現在もっとも安心出来るのはGoogleからリリースしているChromeです。
Chromeブラウザ-Google – Google Play の Android アプリ
ChromeであればAndroidのバージョン4.3でも問題ありません。
ただインストールしただけでは元々使っていたブラウザが標準ブラウザとして設定されているので変更する必要があります。
●Chromeを標準ブラウザに設定する方法
- 「設定」アイコンをタップする。
- 「アプリケーション」をタップする。(機種により”アプリ”や”アプリケーション管理”と微妙に違います)
- 一覧の上部に「ダウンロード」「実行中」「すべて」というタブが表示されるので「すべて」をタップする。
- アプリケーションの一覧から「ブラウザ」を探してタップする。
- 「デフォルトで起動」項目の「デフォルトをクリア」をタップする。(機種によっては「初期状態で起動」項目の「初期設定を戻す」をタップする。)
これでブラウザのデフォルトがない状態になります。
他のアプリ等からブラウザを起動しようとすると標準のブラウザの他にChrome等の選択が出来るようになるので、「常にこの操作を使用する」をチェックしてChromeを起動すれば大丈夫です。