今日はどのAndroid関連のニュースでも「McAfeeがカレログをスパイウェアに認定した」って話題が載ってますね。
「カレログ」をMcAfeeがスパイウェア認定 「信頼できない人とデバイスを共有しないで」 – ITmedia ニュース
「カレログ」というアプリを知らない方に簡単に説明。
このアプリを気になる相手のスマホにインストールすると下記の様な事が出来ます。
●月額525円~本会員
・相手の携帯の位置をGPSで特定できます。
・なので移動した経路が判ります。
・相手のバッテリー残量も判明。電池がないので連絡が取れないというウソもスグ判る。
・バックグランド操作で行うので、相手にはどのタイミングで情報を取得されているかが判らない。
●月額1980円~プラチナ会員
・相手の電話通話記録がリアルタイムで入手可能。
・相手の携帯に何をインストールしたかも判明。
箇条書きで書いても怖い仕様です!
名前が「カレログ」って事なので対象はボーイフレンドや旦那さんという事となるのでしょうが、対象を変えれば色んな事が出来ます。
例えば会社の管理者の立場だと、会社で「カレログ」のインストールが必須になった場合、外出する営業の行動記録が全部判りますので、営業をサボってる人がスグ判ってしまいます。
親の立場だと、子供の携帯にインストールすれば学校帰りに寄り道したりしてもスグ判ります。
強力な監視ソフトと言えますが、インストールされた側はたまったものではありません。
完全にプライバシー侵害ですね。
スパイウェアと認識されても文句が言えないでしょうね。
発想は凄く良いと思うんですけど、売り込み方が失敗でしたね。
これがもし「カレログ」という名前ではなく、災害時にお互いを探すソフトという感じの名前でリリースしていれば、きっとここまで大騒動にはならなかったでしょう。
でも、これをカレログと同じ利用をされた時点で結果は同じだったと思いますけどね・・・・
どちらにしても双方の合意の元にでなければインストール出来ない仕様にするしかないでしょうね。